こんにちは。
KOMUSO WORKSのきょむ僧です。
冬も本格的になってきましたが、PC作業やVRを楽しんでいると、どうしても気になるのが「乾燥」ですよね。 特にお部屋にゲーミングPCやサーバー、ハンドルコントローラーや各種ガジェットなどの精密機械が並んでいる方にとって、湿度の管理はガジェットの寿命にも関わる死活問題だったりします。
私自身、以前は「加湿器なんてどれも同じだろう」と安価なものを選んでいた時期もありましたが、精密機械の多い今の環境では、最終的に「スチーム式」一択という結論に至り、前々から気になっていた「象印マホービン スチーム式加湿器 EE-DE50-HA」を購入しました。
そこで今回は、なぜPC部屋こそスチーム式加湿器がおすすめなのか、その理由をいくつか書いていこうと思います。
1.白い粉(ミネラル分)がPCを壊すリスクを回避できる
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超音波式の加湿器を使っていると、PCのファン周りやモニターに「白い粉」が付着しているのを見たことはないでしょうか? これは水道水に含まれるミネラル成分が、水滴と一緒に空中に放出されて固まったものです。
これが精密機械にとっては厄介者。 冷却ファンがこの粉を吸い込むと、軸の摩耗や異音の原因になりますし、最悪の場合、基盤に付着してショートの原因になる可能性もゼロではありません。
その点、スチーム式は「水を沸騰させて蒸気にする」仕組み。 ミネラル成分はタンク内に残るため、PCに有害な粉を撒き散らす心配がほとんどありません。これだけでも、ガジェット好きにはスチーム式を選ぶ十分な理由になるはずです。
2.雑菌をばらまかない「煮沸」の安心感

精密機械が多い部屋は、PCの排熱などで空気が動きやすく、雑菌も繁殖しやすい環境です。 フィルターを使う気化式や超音波式だと、こまめにメンテナンスをしないとタンク内の雑菌を部屋中に効率よく(笑)拡散してしまうことになりかねません。
スチーム式は「常に煮沸している」状態なので、放出される蒸気は非常に衛生的。 PC作業で目が疲れたり、喉を傷めやすい環境だからこそ、清潔な潤いは必須ですよね。
3.室温を下げない(むしろ少し上がる)
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ご存知の方も多いかもしれませんが、超音波式や気化式は水の気化熱で部屋の温度を少し下げてしまいます。 冬場の足元が冷えるPC部屋で、さらに温度が下がるのは結構つらいものです。
スチーム式は温かい蒸気が出るので、室温を維持、あるいはわずかに上げる効果があります。 「PCの排熱があるから寒くないよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、蒸気による自然な暖かさは、長時間の作業効率を支えてくれる隠れたメリットだと思います。
メンテナンスの注意点

もちろん、スチーム式にも弱点はあります。 それは「電気代」と「カルキの掃除」です。
沸騰させるパワーが必要な分、電気代は他より高め。 また、先述した「白い粉」がタンク内に溜まるので、定期的にクエン酸での洗浄が必要になります。
ですが、高価なPCや周辺機器を故障のリスクから守るための「保険代」と考えれば、決して高い買い物ではないと私は感じています。
ちなみに私が購入した「象印マホービン スチーム式加湿器 EE-DE50-HA」シリーズは「カルキの掃除」が1~2ヶ月に1度程度で良いとのことでメンテナンス性に優れている点からもおすすめします。

※しばらく使っていると白い粉が底面についてくるそうです。この点は使用後しばらくしてから追記していきます。
意外と音(湯沸かし音と排出音)が大きい…けど
「象印マホービン スチーム式加湿器 EE-DE50-HA」に限らずだと思いますがスチーム式を利用して気になった点がもう一つあります。それは湯沸かし音とスチーム排出音。
スチーム式は先にも書いた通り湯を沸かしてその水蒸気を排出します。なので電気湯沸かし器や電子ケトルで湯を沸かすときの「コポコポコポコポ」といった湯沸かし音がします。それと水蒸気を排出するときもブローオフバルブ(もしくは圧力鍋)の様な「シュパーーー」といった排出音がします。
でも気に触るほどうるさいかって言われると全くそんなこともなく、我が家では寝室でも使っているのですが、起きているときは「加湿器頑張ってるなー」って思う程度で寝付くのには邪魔にもなりませんし個人的にはむしろ娘にはワイトノイズになっていそう。
ちなみに仕事部屋ではパソコンのファンノイズやハンコンの作動音のほうが圧倒的に煩いですw
結論
大切な機材に囲まれた部屋だからこそ、湿度管理のデバイス選びは妥協したくないところ。 もし今、超音波式を使っていて「モニターが白っぽくなっているな…」と感じているなら、スチーム式への買い替えを強くおすすめします。
また私が購入した象印のスチーム式には、ハイパワータイプの「EE-TA60-BM」と言うモデルも有りPC部屋よりも広いリビングなどでも使用できるのでこちらも合わせてオススメです。
それでは今回はここまで。 KOMUSO WORKSのきょむ僧でした。


